こんにちは。Yamapy☆です。
椎名林檎さんのライブに参戦して来ました。初めての椎名林檎さんのライブの感想をまとめました。
ネタバレ含みますのでご注意下さい。
◆私と椎名林檎
1999〜2000年あたり、10代後半の多感な時期にラルクと同じくらい椎名林檎にどっぷりハマっていた私。
ちょうど高校に馴染めず不登校になり、母を病気で亡くすなど辛いことが続いて情緒不安定だった時期に、椎名林檎の繊細かつ激しい音楽が当時の自分に見事にマッチして聴きまくっていました。
時を同じくしてまだ出会う前の妻も、ラルクと椎名林檎にどっぷりハマっていたそうです。
◆初のライブ参戦の経緯
そんな二人がこの度、初めて椎名林檎のライブに参戦することになりました。
ソロ名義では実に5年ぶりのライブだそうで、今年はデビュー25周年のアニバーサリーイヤーみたいです。
ツアータイトルは「椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常」。
彼奴等(きゃつら)の読み方をライブ当日に初めて知りました。
あいつらという意味なんですね。
勉強になります。
椎名林檎は生きている間に一度はライブに行ってみたいアーティストの一人だったので、昨年癌になった私は悔いを残すまいと申し込んだところ、運よく当選したのです。
抗がん剤治療中ですが、ライブ当日は幸い副作用が落ち着いていたので、タイミングばっちりで無事に参戦することできました。
◆ライブの様子(ネタバレ含む)
ここからはネタバレを含むので、これから参戦される方は回れ右でお願いします。
参加したのは2023.4.3(月) 広島文化学園HBGホールです。
広島公演の一日目です。
2階席からの参戦です。
お客さんはみんなグッズの旗を持っていました。
定刻になり、いよいよ開演です。
ライブを観て一番印象的だったことは、椎名林檎は本当に存在するんだということ。
2階席から双眼鏡を覗くと、たしかにそこに椎名林檎がいました。
気品があり、神々しい!
ライブはMCがほぼ無しで、ひたすら演奏が続きます。
ソロのアルバムは全て聴いていましたが、演奏した曲の半分以上は私が知らない曲でした。
初めて聴く曲でもプロのミュージシャンの演奏が心地よく、まさに音を楽しむ感覚で充分に楽しめました。
ライブ後に調べたら、東京事変の曲やカバー曲も多く演奏していたようで、得した気分です。
どの曲も音楽と映像が見事にマッチしていました。
演奏曲の中で、私がよく聴いていた初期の頃の曲は「同じ夜」くらいでした。
アニバーサリーイヤーだからといって過去に執着せず、常に進化し続ける現在進行形の自分を見せたいという気概を感じました。
「同じ夜」は本人によるピアノの弾き語りで、良過ぎて鳥肌が立ちました。
妻も当時一番好きな曲だったようで、青春時代を思い出して感激していました。
同性からみても惚れそうになるくらいカッコよかったと嬉しそうでした。
旗を買いそびれましたが、必死に手を振りながら楽しみました。
マスクの着用は求められましたが、声出しはOKだったので歓声が多く聞かれ、コロナ前に戻りつつある現状が嬉しかったし、ライブに来たっていう感じがしました。
全体を通して感じたライブの世界観は、仏教をイメージした諸行無常や輪廻転生、盛者必衰など世の常をコンセプトにしている印象で、恋だの愛だのを通り越して、もはや悟りの境地に達している様に感じました。
その世界観は唯一無二で、椎名林檎の存在感の大きさに圧倒されました。
当たり前ですが生で聴く声は圧倒的な迫力。
衣装や髪型も七変化で常に目が離せません。
ボクシンググローブ付けて歌う人を初めて見ました。
◆まとめ
演出も何もかも素晴らしく、椎名林檎のこだわりが存分に詰まった素晴らしいライブでした。
まさにエンターテイナー。
改めて東京オリンピックの演出を椎名林檎が手がけていたら、もっと素敵だったのになぁ、と思ったりしました。
ライブが終わり時計を見ると、ちょうど2時間経っていました。
あっという間で濃密な至福の2時間。
他の方のブログでこの日のセトリを見ると、28曲も演奏してくれたようです。
大満足!
また行きたいな。
以上、語彙力が無いのでつたない文章ですが、ライブの感想まとめでした。
これから参戦される方は、ぜひ楽しんできてください♪
Yamapy☆
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