
こんにちは。Yamapy☆です。
今回は長女の中学卒業の様子をまとめました。
思春期のお子さんを持つ方にお勧めです。
前回までの記事もぜひご覧ください。
前回分☞【こじらせ長女の高校受験】

●卒業証書授与式
【2024.03.07】
この日は、長女の中学校の卒業証書授与式でした。

ついこの間、小学校を卒業したばかりだと思っていたのに、気がつけばもう中学卒業。
本当に子どもの成長はあっという間です。
この3年間で反抗期を迎え、すっかり生意気になりましたが、少しずつ大人に近づいているのを感じます。
反抗期は自立への第一歩なのかもしれません。

式には妻と一緒に参加しました。
幸い雲ひとつない晴天に恵まれました。
コロナ以降、学校の行事は簡略化された印象があります。
昔の卒業式にはもっと感動的な演出があったような気がしますが、今はとてもシンプルで形式的。
滞りなく式は終了。

●式の後の様子
生徒たちは式が終わるとグラウンドに集まり、思い思いに写真を撮り合っていました。
長女は、仲の良いクラスの友達と一緒に過ごしていました。
妻から聞いた話ですが、その友達は以前いじめにあっていて、学校に行くのが辛い時期があったそうです。
いつも一人でいたところに、うちの長女が声をかけて仲良くなり、それ以来、学校に行くのが楽しくなったとのこと。
「長女に出会えて、本当に感謝している」と、熱いメッセージをもらったと聞きました。
私の知らないところで、長女にはちゃんと人を思いやる優しい心が育っていたのです。

●感動的な出来事
そして、もうひとつ感動的な出来事がありました。
何人かと写真を撮った後、長女がなにやらもじもじしています。
どうやら、クラスの「陽キャ」グループ(長女いわく“女子の一軍”)に「写真を一緒に撮ろう」と声をかけようか迷っている様子。
「最後だし、せっかくだから声をかけてみたら?」と促してみたものの、なかなか勇気が出ないようで、タイミングを見計らっては「やっぱりやめとく」と諦めかけていました。
でも数分後、「やっぱり行ってくる!」と、意を決したようにグループの輪の中へ駆け寄り、「写真撮ろう」と声をかけていました。
顔を真っ赤にしていたので、きっとものすごく恥ずかしかったんだと思います。
それでも勇気を出して行動したことは本当に立派。
我が娘ながら尊敬しました。
正直、自分が中学生のときなら絶対にできなかった。
その後、みんなで楽しそうに写真を撮っていました。

この「勇気を出して声をかけた経験(=成功体験)」が、もし諦めていたら得られなかったと思うと、これからの人生に大きな違いが出てくるはず。
「勇気」と「元気」があれば、何でもできる!
春からは高校生。
悔いのない人生を。

●長女からの手紙

長女の卒業式から数日後、夫婦の寝室の枕元に手紙が置いてあることに妻が気づきました。
見てみると、長女からの手紙で、私と妻それぞれに宛てたものが一通ずつ入っていました。
「いつもお仕事おつかれさまです。
家に帰ってきても、つかれたところや、弱音を出さないところがパパの強みだなと思います。
なので、病気も絶対に治ります。
パパはオリンピックの開催くらい滅多に私のことを褒めないので、褒められたときは素直にうれしいです。
(中略)
四月からは、毎朝先面台(洗面台)を勝ち取ります。」

うん、よく書けてる。
小学校時代の担任と今でも文通を続けているだけあって、文章力はなかなかのものです。
娘にお礼を伝えると、「卒業式の日(3月7日)に置いてたんだけど」と言われ、数日間も気づかず放置していたことが判明。
気づくのが遅くなってごめんよ!
●長女から見た私
どうやら私は、長女にとって「滅多に褒めない、ちょっと厳しめな父」らしいです。
でも、小さい頃は十分に甘やかしたし、思いきり可愛がったつもり。
まだまだ子どもなところはありますが、自立心が芽生えてきたことがうれしいです。
子育ては、「パパが帰ってきた!」と子どもが喜んでくれるうちに、しっかり愛情を注ぐのが大事なんだと思います。
今の我が家のように、「おかえり」すら言われなくなったら、もう父の役目は一段落という感じがします。
たまに声をかけてきたかと思えば、「頼みごと」か「お金ちょうだい」くらいです(苦笑)。
これからは少し距離を置いて見守りつつ、助けを求めてきたら手を差し伸べる――そんなスタンスでいこうと思っています。
20代前半から家族を守るために、よく頑張ってきた。
自分にもお疲れ様。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
次回に続く☞【長女の入学準備と高校デビュー】
Yamapy☆

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