悪性の癌と転移５ 〜新たなステージへ〜

Yamapy☆

こんにちは。Yamapy☆です。

「悪性の癌と転移」シリーズの最終回です。退院して約10日後、病理検査の結果を聞きに妻と病院に行きました。その結果は、、、

前回までの記事もぜひご覧ください。

◆病理検査の結果

2023.1.6

退院して約10日後のこの日、手術で切除した大腸の病理検査の結果を聞きに妻と病院に行きました。

医師から告げられたのは、リンパ節に1つ転移が見つかったとのことでした。

ステージは3。

5年後の生存率は60〜70%。

恐れていたことが次々と胸に刺さり、生きた心地がしませんでした。

　今後の治療として、再発を防ぐ目的で抗がん剤治療を勧められました。

XELOX療法（ゼロックス）という薬物による術後補助化学療法だそうです。

（中外製薬HPより抜粋）

具体的には、飲み薬と注射薬を組み合わせて行う化学療法で、3週間1サイクルで計8回、約半年間に及ぶ治療になるとのことです。

懸念として、様々な副作用が起こる可能性があること、治療中はお酒を控えること、子供は望めないことなどの説明を受けました。

治療は決して強制では無いですが、医師としては私がまだ40代前半と働き盛りで若いので、受けることを勧められました。

最終的にどうするかよく自身でも調べて考える様に言われ、1週間後に再度医師と話すことになりました。

　手術をしてすっかり元気になったつもりだったので、「ステージ3」、「転移」、「5年後の生存率60〜70%」という言葉が重くのしかかりました。

覚悟はしていましたが、何も無いに越したことは無いのでやはり残念で落ち込みました。

リンパ節への転移が１つだけだったので、最小限で良かったと思うべきなのか。

妻も大変落ち込んでいましたが、妻の母から「転移が1つだけだったのなら大丈夫。上出来。」と励まされたようです。

　気持ちの整理がつかぬまま、取り急ぎ職場の上司に報告しました。

かなり衝撃だったようで、とても驚かれていました。

その反応に事の重大性を客観的に思い知り、さらに落ち込みました。

ただ上司はしっかりと私の状況を受け止めてくれ、自身の体と治療を最優先にして欲しいと言って頂けたので、前向きに治療に取り組む決心がつきました。

また長い長い戦いが始まろうとしています。

Yamapy☆