こんにちは。Yamapy☆です。
「抗がん剤治療」シリーズの第11回です。いよいよ6クール目に突入しました。その前後の出来事と心境をまとめました。
前回の記事もぜひご覧ください。
前回分☞【抗がん剤治療10 〜5クール目2週目の副作用と今後について〜】
◆6クール目開始前の気持ち
点滴を行う前の数日は、毎回処刑台にのぼる様な憂鬱な気分です。
しんどくなるために点滴を受けるようなものなので、まったく気が乗りません。
けどあと残り3回まで来たので、早く過去の出来事になるように乗り切ろうという気持ちもあり複雑な心境です。
久しぶりに姉と連絡をとった際、父が私の病状が心配で眠れないことがあると親戚に漏らしていることがわかり、父は口には出さないけどとても心配してくれていることがわかりました。
すぐに父に連絡し、近況報告と元気でやっていることを伝え、安心してもらいました。
がんと戦っているのは自分だけじゃないんだな。。
5クール目の副作用が落ち着いてからは、できる家事をしたり、妻を仕事に送り迎えしたりとそれなりに忙しく過ごしました。
点滴も残り3回まで来ると、だいぶ精神的にも落ち着いてきたのと無性に人恋しくなり、用事のついでに職場の方を誘って食事に行ったりもしました。
人との繋がりは大切だと身に沁みました。
と同時に感じたのは、自分の関わる大切な人たちが自分と同じ苦しい思いをするくらいなら、自分が病気になってよかったと思いました。
そして、待ってくれている人たちのために必ず元気になろうと改めて強く感じました。
◆6クール目開始前の体調
最近の体調は常に空腹を満たしていないと落ち着かず、よく食べる様になったので、ようやく昨年の入院前の体重まで戻りました。
その一方で、副作用の手足症候群が悪化しています。
手足の腫れがひどく、カサつきやひび割れがあります。
指先の感覚が鈍く、物を掴むときによく落とすようになりました。
中外製薬HPより引用。
病院からもらった保湿の塗り薬をこまめに塗りたくっていますが、一向によくなりません。
右足の親指の爪の辺りから出血もあり、痛みで歩行に支障をきたす様になってきました。
普段は包帯でぐるぐる巻きにしています。
◆6クール目の様子(2023.5.19)
当日はあいにくの雨でした。
近くで某サミットが行われており、無事に病院に辿り着けるか心配でしたが、逆に車が空いていてスムーズに着きました。
点滴前に最近の様子を聞かれ、手足症候群のことを医師に伝えると、「手足症候群がひどいのは、抗がん剤の薬が効き過ぎている可能性があるため、少し休薬の期間をとった方がいいかもしれない」と言われました。
具体的に次回の点滴を一週間後ろにずらすことをすすめられました。
結論、次回の点滴は予定通り3週間後にしてもらいましたが、症状次第では後ろにずらす可能性が出てきてしまいました。
そして今より強めのステロイドの塗り薬を処方されました。
採血は前回と大きく変わらず問題なし。
この日は患者さんが少なく、昼頃にはスムーズに終了しました。
点滴した方の腕がビリビリして激しく痛みます。
雨は上がっていましたが、気温が下がった影響か手のビリビリがひどく、手の震えもありました。
顔面マヒも久々に出て、お茶を飲んだら口から全てこぼれ落ちてしまいました。
帰宅後は普通にご飯が食べれて、その後はずっと横になって過ごしました。
点滴してから10日間は何もしないと心に決めたので、家族にしっかり甘えようと思います。
◆まとめ
無事に6クール目の点滴が終わりました。
副作用の手足症候群が悪化しているので、次回の点滴を遅らせる相談を受けました。
治療を遅らせると、その分治療の終了が遅くなるので、できるだけ後ろにずらしたくはありません。
しかし無理すると手足の症状が治療後もずっと続く可能性もあり、症状次第では遅らせる選択肢も止むなしといった所です。
今回も医師と薬剤師の間で「今日点滴して大丈夫か?」の話し合いがあったようです。
無事に点滴はしてもらえましたが、次回は医師からストップをかけられる可能性が出てきました。
塗り薬をしっかり塗って、最善を尽くしたいと思います。
以上、ここまでご覧いただきありがとうございました。
次回に続く☞【抗がん剤治療12 〜6クール目の副作用〜】
Yamapy☆
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