こんにちは。Yamapy☆です。
「癌の診断を受けるまで」シリーズの最終回です。悪性の癌と診断された私がどの様に受容していったのか。そして周囲の反応についてまとめました。
前回までの記事もぜひご覧ください。
◆癌の受容
大腸ポリープが悪性の癌と分かり「死」というものをリアルに考えるようになりました。
「死」や「終わり」という言葉に敏感になります。
長女が最近、藤井風の「死ぬのがいいわ」という曲を好んでよく聴いているのですが、ぶっとばしたくなります(笑)
けど、癌になった事実は変えられないし、あとどれだけ生きれるのかわからないけど、残された時間を意識することで時間を大切に過ごせるような気がしてきました。
そこで決めたことは、自分の気持ちに素直に生きていこうです。
好きなこと、やりたい事をやる。
自分の着たい服を着て、食べたい物を食べて、行きたい所に行く。
(欲しかった服を買いまくりました!)
嫌な事、やりたくない事はやらない。
自分のご機嫌を取ることに全力になって、悔いの無い人生を送ろうと考えるようになりました。
そして、いつかやりたいと後回しにしてたことを今やろうと決めました。
今回始めたブログもその一つです。
最終的にはこのタイミングで癌になったことにも必ず意味があるんだと前向きに受け止めようと努め、徐々に受容することができました。
幸い数年前からがん保険に加入していたので、治療費や入院費は全て保険が効くことになり、ひとまずお金の部分は安心でした。
◆周囲の反応
家族、親戚、職場の人、友人たちに伝えていきました。
みんな自分以上に驚きとショックを感じているようでした。
その反応に、やはり癌になるって大変なことなんだなと認識させられました。
周りの方が受容が難しいのかなとも思いました。
心配してくださる方、「絶対に大丈夫!」と励まして下さる方、温かい言葉をかけてくださる方ばかりで、本当に心強かったですし感謝しています。
御守りもたくさん頂きました。
気にかけてくれたり、声をかけてもらうだけでこんなにも救われるんだということに気付きました。
◆2度目の入院に向けて
2度目の入院は2022.12.16〜26までの10日間に決まりました。
前回の入院期間が5日だったので、今回は倍です。
入院前に検査での通院が何度もあり、がんの転移が無いか調べるため、心電図、レントゲン、造影CT検査、PET-CT検査、胃カメラ、大腸内視鏡検査などありとあらゆる検査を行いました。
この頃になると検査に慣れっこで、絶対にやりたくなかった胃カメラも耐えることができました。
苦手や恐怖を克服していくことで、自分がどんどん無敵になっていくような気がして来ます。
入院前の検査では、特に転移は見つかりませんでした。
いよいよ2度目の入院が迫って来ました。
次回に続く☞【悪性の癌と転移1 〜二度目の入院と手術〜】
Yamapy☆
コメント